エコーのシンボルはへその緒?男の子の見分け方と産婦人科医の見解
肉眼による2D画像の観察だけでは識別が難しいケースで絶大な威力を発揮するのが、カラードップラー超音波機能だ。赤色や青色のシグナルを用いて血流の動態を可視化するこの技術は、混同されやすい部位を一瞬で切り分ける手法として定着している。
臍帯(へその緒)の内部には、2本の臍帯動脈と1本の臍帯静脈が走っており、ドップラーモードを起動すると、力強い血流信号がはっきりとカラフルに浮かび上がる。対照的に、発育途上にある胎児の局所パーツにはそこまでの太い持続的血流シグナルは観察されない。画像上で「シンボルに見える影」に血流シグナルが螺旋状に合致した瞬間、それは外生殖器ではなく臍帯であると客観的に裏付けられるのだ。