サグラダファミリア未完の真相!2026年完成説と工期短縮の秘密
ガウディ没後100年の節目である2026年に向けて、現在の工事進捗は歴史的な最終局面を迎えています。サグラダ・ファミリアには全部で18本の塔が林立する計画ですが、その中心かつ最高峰となるのが主塔「イエス・キリストの塔(イエスの塔)」です。
このイエスの塔は、頂点に巨大な4つの腕を持つ十字架冠が載せられ、完成時の高さは172.5メートルに達します。これは現在世界一高い教会建築であるドイツのウルム大聖堂(161.5メートル)を抜き、名実ともに「世界で最も高い教会」となる数字です。
172.5メートルという高さにもガウディの深い祈りと哲学が込められています。バルセロナ市街にそびえる神の創造物「モンジュイックの丘」(標高約173メートル)を人間が作った建築が超えてはならないという敬虔な思想から、あえて丘よりわずかに低く設計されているのです。
ここで多くの人が抱く疑問が、「2026年にサグラダ・ファミリアのすべてが完成するのか?」という点です。
正確には、2026年に完成するのはイエスの塔をはじめとする主要構造部と18本の塔です。南側のメインエントランスにあたる「栄光のファサード」や、聖堂周辺の装飾・大階段を含む全体の完全完成については、2030年代前半(2030年〜2034年頃)まで工事が続く見通しとなっています。