キャッシュレス時代に退化する日本人?今こそ見直したい「新紙幣のスマートな扱い方」とプロの技術
数え方と同等に重要なのが、紙幣の向きと渡し方だ。ビジネスやフォーマルな場面でお金を支払う際、紙幣の向きがバラバラなのは致命的なマナー違反とされる。肖像画が描かれている表側を上にし、さらに肖像画の頭が同じ方向を向くように揃えるのが鉄則だ。
相手に手渡す際は、肖像画が相手から見て正位置(上下が逆さまにならない状態)になるように向ける。これは「どうぞお受け取りください」という敬意の表明である。封筒やご祝儀袋に入れる際も同様で、封を開けたときに紙幣の表側が最初に見えるように配置するのが基本だ。こうした細部へのこだわりが、信頼関係を構築する土台となる。