【2026年最新潮流】「性別の枠」を脱ぎ捨てるカルチャー最前線——社会の固定観念を変容させる新しい生き方と消費のリアル
大手ファストファッションからハイブランドまで、売り場の「ウィメンズ」「メンズ」という壁はもはや形骸化しつつある。数年前までは「彼氏の服を借りて着る」といった男性目線寄りの文脈で語られることが多かったが、現在の消費動向はまったく異なる。自分自身の骨格や好みに合致していれば、メンズラインのドレープパンツやミリタリーブルゾンを当然のようにカートに入れる。
東京・表参道に位置する旗艦店では、性別によるフロア分けを全廃し、サイズとシルエット別で商品を再配列する動きが急速に広がった。購買データによれば、Sサイズ・Mサイズのメンズ衣料を購入する女性客の割合は前年比で4割以上増加。服を選ぶ基準は「誰向けに作られたか」ではなく、「自分が着て美しく見えるか」という極めて自律的な指標へとシフトしている。