激変する汐留の絶対的象徴!名門複合タワーが放つ新時代の真価
1990年代後半から2000年代初頭にかけて東京の都市構造を根本から塗り替えた「汐留シオサイト再開発プロジェクト」。その中核的街区であるB街区の主役として誕生したのが東京汐留ビルディングである。敷地面積約1万7,000平方メートル、延床面積約19万平方メートルという規格外のスケール感は、当時のディベロッパーたちが抱いた熱い都市再生への野心そのものだった。
事業の舵を取った森トラスト株式会社と、そのトップとして不動産業界に数々の革新をもたらした森章氏の先見の明は、今振り返っても極めて鋭かったと言わざるを得ない。新橋駅からの歩行者デッキ直結という利便性を確保しつつ、大規模超高層複合オフィスビルとしての最高水準スペックを惜しみなく注ぎ込んだ。ただ働くためだけの箱ではなく、街全体の回遊性とホスピタリティを融合させるという思想が、強固な躯体の中に宿っている。