激安オフプライス「ローカスト」が大阪で急拡大する理由:物価高時代の救世主か、それともアパレル淘汰の引き金か?
大阪の消費者は、価値に対する評価が極めてシビアだ。「安くて良いもの」を見つけることに喜びを感じる文化が根付いている。ローカストが大阪で急速に店舗網を広げているのは、この地域特有の「お値打ち感」に対する嗅覚の鋭さに他ならない。
出店エリアの選定も巧妙だ。梅田や心斎橋といった超一等地ではなく、少し外れた郊外のショッピングモールや、地域密着型の商業施設を狙い撃ちしている。家賃を抑え、その分を価格に還元する。この泥臭くも合理的な戦略が、堅実な大阪のファミリー層や主婦層の心を掴んで離さない。