へそに白いカビ?放置危険な原因と正しい除去法を専門医が解説
おへその奥に溜まる白い浮遊物やカス。その正体は大きく分けて2つ存在する。ひとつは日常的な老廃物の集合体である「臍ごま」、そしてもうひとつが「真菌(カビ)」の増殖による感染症だ。
臍ごまは、剥がれ落ちた角質や皮脂、衣服の繊維、ホコリなどが混ざり合って固まったものだ。通常はグレーや茶褐色を帯びることが多いが、乾燥した角質が目立つと白っぽく見える場合がある。
一方、痒みや赤み、あるいは酒かすやカッテージチーズのような白いポロポロした物体が伴う場合、真菌による感染を疑う必要がある。代表的なのが「カンジダ皮膚炎」だ。人間の皮膚や腸管には常在菌としてカンジダ属の真菌が存在しているが、湿気や皮脂が溜まるへその奥では爆発的に繁殖することがある。また、皮脂を好む「マラセチア菌」という真菌も、おへそ周囲の皮膚トラブルに深く関与している。