グレー×ピンクで魅せる!海外デザイナー直伝の大人の垢抜け部屋
空間全体の印象を左右するのは、色彩のバランスだ。海外のトップデザイナーとして知られるケリー・ウェアストラーは、建築的なテクスチャーとドラマチックな色彩を組み合わせる際、ベースカラーとアクセントカラーの比率を厳密に計算している。彼女の手法に通底するのは「ベースとなるグレーを60%、ニュアンスを含んだピンクを30%、そして金属やウッドなどの異素材アクセントを10%」という配色比率だ。
また、アメリカの人気インテリアスタイリストであるエミリー・ヘンダーソンも、色使いにおける「トーンの揃え方」の重要性を説く。ビビッドな原色ではなく、ほんのりグレーが混ざり合った「くすみカラー」を選ぶことで、主張しすぎない洗練された居住空間が完成する。壁面や大型家具に落ち着いたチャコールグレーやライトグレーを配置し、クッションやラグ、アートワークにソフトなピンクを落とし込む。この黄金比を守るだけで、素人っぽさを払拭したプロ仕様のスタイリングが可能になるのだ。