人間が溶ける事故は実話か?薬品タンク転落や酸性温泉の真相を徹底検証

人間が溶ける事故は実話か?薬品タンク転落や酸性温泉の真相を徹底検証

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海外の温泉溶解事故の詳細まとめとして世界中に衝撃を与えたのが、2016年6月にアメリカ・ワイオミング州のイエローストーン国立公園で発生した転落死事故です。

被害者となった23歳の男性は、立ち入りが厳しく禁止されているガイザー盆地(ノリス・ガイザー・ベイスン)の木道を外れ、違法に温泉へ浸かる「ホットポッティング」の場所を探していました。その最中に足を滑らせ、強酸性の熱水泉へ転落したとされています。

通報を受けた救助隊が駆けつけた際、泉の中に沈む男性の遺体と衣服の一部が確認されました。しかし、当日は激しい雷雨と日没が重なり、二次災害の恐れから回収作業は翌朝へ持ち越されることになりました。そして翌日、現場に戻った捜索隊が目にしたのは信じがたい光景でした。わずか1晩(約12時間程度)の間に遺体は完全に溶解し、身元を示す財布やサンダルなど極一部の耐酸性携行品を残して跡形もなくなっていたのです。

この泉はpH2〜3という胃酸に匹敵する強酸性であり、水温は沸点に近い約100℃(212°F)に達していました。沸騰する酸性水が肉体組織の加水分解を爆発的に加速させ、皮膚や筋肉のみならず骨のミネラル分までも短時間で完全に溶かし去った事例として、酸性泉転落事故のニュースは世界中で大きく報じられました。

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高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。