大浦龍宇一と前妻の離婚真相と親権の葛藤、息子と歩んだ再生の道
大浦龍宇一という表現者を語る上で、昭和の大スター・高田浩吉の孫という出自は避けて通れない。しかし、彼自身が手にした栄光は、決して親族の威光によるものではなかった。
1995年、社会現象となったTBSテレビの金曜ドラマ『愛していると言ってくれ』で鮮烈な印象を残し、一躍トップランナーへ躍り出る。繊細で影のある青年の感情の揺らぎを、抑制の効いた演技で見事に体現した。さらに映画『失楽園』や、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』での徳川秀忠役など、錚々たる大作で確固たる足跡を刻んでいく。
フジテレビジョンのトレンディドラマから硬派な時代劇まで、幅広い役柄をこなす柔軟性は、祖父譲りの華と徹底した役作りが生み出した賜物だった。だが、まさにその俳優としての絶頂期と重なるようにして、私生活の嵐は静かに吹き荒れていた。