大谷翔平や平泉だけじゃない!岩手が誇る究極の穴場名所とグルメ
岩手の地で数百年の時を超えて受け継がれてきた伝統工芸産業も、驚くべき変革の時を迎えている。無骨で質実剛健なイメージが強かった南部鉄器は、海外の有名シェフやインテリアデザイナーとのコラボレーションを通じ、カラフルでモダンな調理器具へと姿を変えた。重厚な保温性と美しい造形美は、欧米のセレクトショップでも高い評価を獲得している。
浄法寺塗に代表される漆器の現場でも、若手職人たちが伝統の手法を守りながら現代のライフスタイルに合わせた器づくりに挑んでいる。プラスチック製品が溢れる現代社会において、職人が手作業で何重にも塗り重ねた漆の温もりは、使い込むほどに味わいを増す。工房を訪れ、道具が生まれる現場の緊張感に触れる体験は、モノづくりの本質を改めて問いかけてくる。