ちゃんぽん飲みは本当に悪酔いする?科学が暴く二日酔いの新真実

ちゃんぽん飲みは本当に悪酔いする?科学が暴く二日酔いの新真実

ちゃんぽん飲みは本当に悪酔いする?科学が暴く二日酔いの新真実についての最新情報をご紹介します。

結論から言えば、「異なる酒を混ぜて飲むこと自体が直接二日酔いを悪化させる」という明確な医学的根拠は存在しない。体内に入ったアルコール(エタノール)は、胃や小腸から吸収されて肝臓へと運ばれ、アルコール脱水素酵素によって有毒物質であるアセトアルデヒドへと分解される。この代謝経路そのものは、ビールを飲もうがワインを飲もうが、あるいはその両方を交互に口にしようが何ら変わらない。

では、なぜちゃんぽんをすると翌朝のダメージが深刻化しやすいのか。その最大の要因は「知覚の麻痺による純アルコール摂取量の激増」にある。人間は同じ味や香りの飲料を飲み続けると舌が慣れ、飲むペースが自然と落ちる。しかし、ビールからフルーティーな日本酒、さらにキリッとしたハイボールへと種類を変えると、味覚のリフレッシュ効果によって喉越しがよみがえり、脳の報酬系が刺激され続けてしまう。

結果として、自分がどれだけのアルコール量を胃袋に流し込んだのかの把握が極めて曖昧になる。アルコール度数5%のビールから15%の日本酒、40%のウイスキーへとステップアップする過程で、血中アルコール濃度は急激に跳ね上がる。つまり、悪酔いの真犯人は「混ざり合った酒」ではなく、「味変によって無意識に過剰摂取してしまった純アルコールの絶対量」なのだ。

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山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。