常識を覆す名牝の遺伝力!エアグルーヴ系が支配する競馬界の深層
牝馬の活躍ばかりに目が向きがちだが、牡馬産駒の残した足跡も極めて大きい。キングカメハメハとの間に生まれたルーラーシップは、香港のクイーンエリザベス2世カップで海外G1制覇を成し遂げ、種牡馬入りを果たした。
社台スタリオンステーションで長年にわたり種牡馬生活を送り、キセキやメールドグラースなど国内外で芝の中長距離G1馬を次々と輩出。タフな馬場やロングスパート戦で真価を発揮するルーラーシップ産駒の特徴は、母エアグルーヴが東京競馬場の長い直線で見せたあの雄大なフットワークの変奏曲に他ならない。種牡馬としての成功は、この一族の底流にある遺伝力の強さを改めて知らしめることとなった。