本木雅弘の長男Utaが見据える現在地 パリコレと名門内田家の血脈
長男UTAの現在地を紐解くうえで欠かせないのは、父・本木雅弘との極めて独特で成熟した親子関係だ。幼い頃から厳格かつ繊細な美意識を持つ父の背中を見て育ちながらも、ふたりの間には依存や束縛の気配が一切ない。互いを一人の独立した表現者として認め合い、時には友人、時には最も厳しい批評家として言葉を交わす。
プライベートでふたりが並ぶ姿は、まるで映画のワンシーンのように静謐だ。本木が「自分とはまったく違うリズムを持つ人間」と評するように、UTAは大都市の喧騒に流されることなく、独自のペースで世界各地のプロジェクトを選択している。最新の活動動向を見ても、単なるランウェイモデルにとどまらず、国内外のアートコレクティブやサステナブルカルチャーの発信拠点との協業を加速させており、その眼差しは常に国境の先を見据えている。