カイジ第1話の衝撃!なぜ借金を背負いエスポワール号に乗ったのか
当然ながらカイジに385万円もの大金を支払う能力はありません。毎月地道に返済を続けたとしても、完済までに10年以上を要し、若き青春のすべてを借金返済だけに費やすことになります。絶望に打ちひしがれるカイジに対し、遠藤は巧妙なトーンで「一晩で借金を帳消しにし、それどころか大金を手に入れるチャンスがある」と囁きかけます。
それが、とある港から出航する一夜限りのギャンブル船「エスポワール号」への乗船でした。
遠藤の真の目的は、返済能力のないカイジから無理やり小銭を回収することではなく、彼のような多重債務者を帝愛グループが主宰する秘密のギャンブル船へ送り込み、高額な紹介料(キックバック)を得ることにありました。カイジは遠藤の巧みな心理誘導と「人生をリセットしたい」という自身の射幸心に抗えず、運命の乗船契約書にサインをしてしまいます。