2026年になっても「あの夏」は終わらない。なぜ僕らは今も『高嶺の花子さん』の前で狂おしくも笑ってしまうのか
CD全盛期からサブスクリプション中心の再生スタイルへと移行した音楽シーンにおいて、この楽曲の存在感は弱まるどころか強まる一方だ。再生回数の積み重ねは、一時的な流行ではなく「生活の一部」として楽曲が根付いている証拠でもある。
アルゴリズムによって次々と新しい音楽がリコメンドされる時代にあっても、ユーザー自らが検索し、プレイリストに投入し続ける。時代やトレンドの移り変わりを物ともせず生き残る強靭なメロディラインは、まさにJ-POPの歴史における一つの到達点と言っていい。