軽自動車が事故でぺちゃんこになる真相|トラック追突と生存率の真実
客観的な統計データから軽自動車と普通車の安全性能を比較すると、どのような違いが浮かび上がるのでしょうか。公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)や警察庁の統計によると、乗用車全体の安全性向上に伴い、軽自動車の事故における生存率は年々改善を続けています。
車両相互事故における乗員死亡率を比較すると、普通乗用車に対して軽自動車の死亡率は約1.3〜1.5倍程度高い数値を示します。車両同士の衝突では、重い車が軽い車を弾き飛ばす力関係が働くため、物理的な質量差が乗員への衝撃(G)の差となって跳ね返るためです。
ただし、単独事故(電柱や壁への衝突)においては、適切な速度域であればキャビン剛性とエアバッグの展開によって高い生存率が実証されています。また、シートベルトの非着用時は着用時に比べて死亡率が約14倍に跳ね上がるというデータもあり、車両規格以上に「確実に安全装置を活用しているか」が生死を分ける基盤となります。