【2026年最新】第一三共の株価はなぜ動く?抗がん剤「Adc」世界的覇権と市場が注視する「3つの試練」
市場の関心はエンハーツ単体にとどまらない。米製薬大手メルク(MSD)と結んだ最大220億ドル(約3.3兆円)規模の戦略的提携は、第一三共の資金力とパイプラインの価値を世界に見せつけた。対象となる3つのADC(DXd)候補物質の共同開発は、2026年の現在も着々と進行中だ。
契約一時金やマイルストーン収入の獲得は、同社の研究開発費(R&D)負担を劇的に軽減させている。この豊富なキャッシュが次の革新的新薬を生むための自社創薬基盤へと再投資される循環構造が完成しており、株式市場における長期的な成長ストーリーを補強する強力な材料となっている。