ピエール瀧逮捕の全真相|激震の経緯から『地面師たち』完全復帰の軌跡
逮捕から約3か月後の2019年6月5日、東京地方裁判所で初公判が開かれました。一般傍聴席わずか21席に対し、東京地裁前には2,166人もの希望者が長蛇の列を作り、倍率は100倍を超えるなど、世間の関心の高さが如実に示されました。
公判廷に黒のスーツ姿で現れた瀧氏は、起訴内容を全面的に認め、深く頭を下げました。法廷での証言では、音楽活動と並行して多忙を極める俳優業の重圧の中で、気分転換や疲労回復を名目に薬物に手を出してしまった心の弱さを吐露。「自分の甘さによって、関係者やファン、家族を深く傷つけてしまった」と後悔の念を語りました。
2019年6月18日、東京地裁は「薬物への親和性や依存性は看過できない」としつつも、事実を認めて反省の態度を示していること、専門治療機関に通い再犯防止プログラムに取り組んでいること、家族らの監督が期待できることを考慮し、懲役1年6か月・執行猶予3年(求刑・懲役1年6か月)の有罪判決を言い渡しました。控訴は行われず、判決はそのまま確定。2022年6月に執行猶予期間を満了しています。