パリコレ帰りのモデルから国際派俳優へ——平山祐介が50代の今魅せる「本物の渋み」と覚悟【2026年最新密着】
彼の原点を語る上で、1990年代後半の海外モデル時代を外すことはできない。身長185センチ。日本人離れした骨格と彫りの深い顔立ちを武器に、単身ヨーロッパへと渡った。ジョルジオ・アルマーニやジャンフランコ・フェレといったハイブランドのショーに立ち、世界各国のトップモデルたちと肩を並べた実績は有名だ。
だが、華やかなランウェイの裏側は、アジア系モデルにとって極めて厳しい差別と競争の壁が存在していた。言葉のハンデを抱えながら、己の身体ひとつでオーディションを勝ち抜く日々。当時培われた「世界基準のプロ意識」と「媚びない強さ」が、後の俳優人生における太い骨組みとなったことは疑いようがない。