一度の投稿が人生を狂わせる?デジタルタトゥーの恐怖と最新対策
この問題の根深さを物語る象徴的な事例が、お笑い芸人のスマイリーキクチ氏が被った長年の誹謗中傷被害だ。根拠のない根も葉もない噂がネット上に定着し、10年以上にわたり嫌がらせを受け続けた歴史は、誰でも無実の罪で標的になり得る恐怖を突きつけている。
こうした現実社会の問題意識を背景に制作されたのが、NHKの社会派サスペンスドラマ『デジタル・タトゥー』だ。主演の高橋克典氏が演じる元検事の弁護士と、人気ユーチューバーのバディが、ネット上の悪意やプライバシー侵害に立ち向かうストーリーは大きな反響を呼んだ。現在もNHKオンデマンドなどで視聴可能だが、作品内で描かれた被害者の苦悩は決してフィクションの中だけの話ではない。