Nyの超高層タワーから突きつける現実。投資家・松居一代が2026年の日本に投げかける「真の自立」と強靭な生存戦略
彼女のビジネスセンスは、決して突然開花したものではない。かつて家庭の知恵を商品化した「松居棒」やプロデュース鍋は大ヒットを記録し、億単位の利益を生み出した。日常の些細な不便を見逃さず、自ら手を動かして解決策を形にする。この極めて現実的な思考回路こそが、彼女の商業的嗅覚の原点だ。
芸能界という浮き沈みの激しい世界に身を置きながらも、彼女は常に手元のキャッシュをどう運用すべきかを冷徹に見定めていた。アイデアを現金化し、それを元手にさらなる大勝負へ打って出る。そのスケールが日本国内から世界市場へと広がったに過ぎない。