女性の転勤は受けるべきか?結婚・転職の岐路と後悔しない選択基準
人材獲得競争の激化や離職防止の観点から、企業の転勤制度見直しと廃止の最新動向は急速な広がりを見せています。大手のIT企業や金融機関、通信各社を中心に従業員の居住地を自由化し、原則テレワークとする企業や、従来の全国転勤制度そのものを撤廃する企業が定着してきました。
こうした流れの中で注目されているのが、地域限定社員への職種変更手続き(エリア総合職への転換)です。全国転勤のあるコースから、転居を伴う異動のない地域限定コースへ移行できる制度を設ける企業は確実に増加しています。
ただし、コース転換には以下のようなトレードオフが伴う点に留意しなければなりません。
- 給与水準の変動:基本給や賞与が全国型総合職に比べて約10%〜20%減額されるケースが一般的
- 昇進・昇格の上限:管理職への登用スピードや就任可能な役職に一定の制限が設けられている場合がある
- 申請タイミング:年1回の定期申告時期に限定されていることが多く、辞令が出た直後の即時転換が認められない規程もある
辞職を選択する前に、自社の労働協約や人事制度にコース転換の規定が存在しないか、細部まで確認する価値は十分にあります。