鼻腔抜ける辛みと文豪の記憶!伊豆の深奥で味わう贅沢ドライブ
国土交通省が推進する「道の駅」機能強化プロジェクトのなかでも、当施設は地域の防災拠点・交流拠点としての役割を強固にしている。単なる通過点から滞在型の目的地へ。観光・旅行業が構造変化を迎えるなか、現場からは新しい試みが次々と生まれている。
伊豆市観光協会と連携したガイド付きの森林セラピー体験や、伊豆半島ジオパークの魅力を伝えるジオサイト展示など、地域の自然資本を体験価値に変える仕掛けが目立つ。直売コーナーに並ぶ原木シイタケや季節の柑橘類は、どれも生産者の顔が見える確かな品質だ。
単なる物販にとどまらず、地域の物語や生産背景を丁寧に伝える展示パネルの配置など、空間全体から「伊豆の深部」を伝えようとする意志が伝わってくる。旅人と地域が有機的につながる場所として、その存在価値は年々重みを増している。