Nhkのど自慢「鐘の人」は誰?秋山気清の交代理由と現在の姿に迫る
20年以上にわたり「のど自慢の顔」として君臨した秋山気清氏は、まさに番組のレジェンドです。その親しみやすいルックスと温和な笑顔から街の音楽家と思われがちですが、その実態は日本クラシック界の最高峰を歩んできた超一流の打楽器奏者でした。
秋山氏は東京藝術大学音楽学部器楽科(打楽器専攻)を卒業後、名門・東京フィルハーモニー交響楽団で打楽器奏者として長年活躍。オーケストラの中核を担うティンパニや各種パーカッションを自在に操り、クラシック界で確固たる地位を築いてきました。2002年4月、前任者の勇退を受けて『NHKのど自慢』の鐘奏者に就任してからは、年間40回を超える全国巡回に帯同し、日曜の生放送を支え続けました。
1940年代後半生まれの秋山氏は、番組勇退時点で70代半ばを迎えていました。毎週異なる地方都市へ前日入りし、長時間の予選会から本番生放送まで集中力を切らさず叩き続ける過酷なスケジュールを20年以上完走したプロフェッショナリズムは、放送関係者からも惜しみない賛辞が送られています。
勇退した現在も、後進の育成や音楽指導、地域イベントでの特別演奏など、体調に配慮しながら穏やかに音楽活動を続けています。SNS上では今も「秋山さんの優しい会釈が懐かしい」「秋山さんの笑顔にどれだけ癒やされたか」と、その功績を称える声が絶えません。