内田理央を変えた『仮面ライダードライブ』霧子役の裏話と現在の活躍
「だーりお」の愛称で親しまれ、グラビアやバラエティ番組で頭角を現し始めていた当時の内田理央さん。しかし、本格的なドラマ出演や芝居の経験はほぼ皆無の状態で飛び込んだのが、伝統ある仮面ライダーシリーズの現場でした。
当時の現場は、特撮界の巨匠陣による熱血指導が連日飛び交う過酷な環境。台本の読み合わせから感情の乗せ方、目線の配り方に至るまで徹底的なダメ出しを受け、悔しさのあまり撮影帰りのロケバスや自宅で涙を流す日々が続いたと後に本人が述懐しています。
「自分だけが周りの足を引っ張っているのではないか」という重圧に押しつぶされそうになりながらも、彼女は逃げ出すことなくアクション練習に食らいつき、スタッフや監督の要求に全力で応え続けました。この1年間で鍛え上げられた度胸と現場対応力こそが、後の幅広いジャンルで重宝される女優・内田理央の強靭なベースを生み出したのです。