Nba挑戦の裏側にある「無保証契約」の真実——2026年最新ルールと日本選手の生き残り戦略
NBAの契約形態は極めて複雑だ。その中でも「Exhibit 10」と呼ばれる条項は、基本となる1年間の最低年俸契約に添付される特別な特約を指す。この契約を結んだ選手には、秋に行われるトレーニングキャンプへの参加権が与えられる。チームにとっては最大21名まで拡大できるキャンプ用ロスターの枠を活用し、実戦形式で選手を見極める絶好の機会となる。
選手側に用意されたルートは大きく分けて3つ存在する。第1に、プレシーズンで圧巻のパフォーマンスを見せてレギュラーシーズン開幕前に「2-Way契約(NBAとGリーグ双方でプレー可能な契約)」へ切り替えられる道。第2に、解雇(ウェイバー)された後にその球団の下部Gリーグチームと契約し、指定された期間以上プレーして特別ボーナスを得る道。そして第3に、極めて稀ではあるがそのまま15人の本契約(標準ロスター)に生き残る道だ。