男子バレー世界ランキング激変!日本代表の現在地と強豪の勢力図
国際バレーボール連盟(FIVB)が採用している現行のランキング算出システムは、極めてシビアな確率統計アルゴリズムに基づいている。対戦する両国の実力差から事前に「期待される試合結果(スコア)」が算出され、その期待値を上回る勝ち方をしなければポイントは大きく増えない。
例えば、格下相手に3-0のストレート勝ちを収めても得られるポイントはごくわずかだ。しかし、フルセット(3-2)までもつれ込んだり、万が一敗北を喫したりすれば、一気に15〜20ポイント前後の大減点を食らうことになる。ストレート勝ちを義務付けられたプレッシャーのなかで戦うトップチームにとって、セットを1つ落とすこと自体が手痛いリスクなのだ。
欧州の重厚なパワーバレー、南米の変幻自在なコンビネーション、そしてアジアの緻密なスピード。大陸ごとのスタイルがぶつかり合うなかで、アルゴリズムの冷徹な計算式が各国のプライドを容赦なく選別していく。