南北朝を操り義満を育てた黒幕・藤原吉本、知られざる権力闘争の真相

南北朝を操り義満を育てた黒幕・藤原吉本、知られざる権力闘争の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

室町幕府の全盛期を築いた足利義満。この絶対権力者を背後で操り、洗練された君主へと育て上げた張本人こそ吉本である。幼くして将軍職を継いだ義満に対し、吉本は宮廷儀礼、有職故実、そして権力維持の冷徹なノウハウを徹底的に叩き込んだ。

武力しか持たない粗野な武家政権に、朝廷の権威を簒奪するための知恵を授けたのは皮肉にも最高位の公家であった吉本自身だった。義満を自らの猶子(養子のような関係)とし、精神的な父として君臨することで、幕府の政策決定に深く介入した。武力を操る若き将軍と、知略を誇る老獪な公家。二人の怪物が手を組んだことで、中世日本の権力構造は不可逆的な変容を遂げることとなった。

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