木村拓哉の最高傑作はどれだ?ファンが選ぶ神ドラマ歴代Top10
木村拓哉という俳優の軌跡を語る上で、フジテレビジョンの看板枠であった「月9」との蜜月関係は外せない。毎週月曜夜9時、日本の都市部から人影が消えると言われた時代、彼が画面の中で身にまとったファッションや発したフレーズは、そのまま翌日の日本社会のトレンドとなった。
特に『ロングバケーション』と『ラブ ジェネレーション』が提示した等身大の若者像は、従来のステレオタイプなドラマの文法を根底から覆した。完璧なヒーローではなく、どこか不器用で、プライドと弱さの間で揺れ動く青年像。そこへ『HERO』のような痛快な正義の物語が加わることで、月9は単なるエンターテインメントの枠組みを超え、日本のテレビドラマ史におけるひとつの文化的最高峰へと押し上げられたのだ。