もう失敗しない!極上キウイジャムの作り方と固まらない黄金比
手作りジャムを作った際に最も多いトラブルが「とろみがつかず、シロップのように水っぽい状態が続く」という現象です。このキウイジャムが固まらない理由には、キウイという果肉の特性が深く関係しています。
ジャムがゼリー状に固まるためには、果物に含まれる「ペクチン」、加えられた「糖分(砂糖)」、そして「酸(クエン酸など)」の3要素が結びつく必要があります。しかし、キウイはリンゴや柑橘類に比べて自然なペクチン含有量が少なく、さらに「アクチニジン」という強力なタンパク質分解酵素を多く含んでいるため、水分が抜けにくくゲル化が進みにくいのです。
市販の凝固剤を使わないペクチンなしキウイジャムを成功させるカギは、キウイジャムの砂糖の割合黄金比を正しく守ることにあります。健康志向から砂糖を控えめ(20〜30%程度)にしてしまうと、ペクチンが水分を抱え込めず、どうしても固まりません。
失敗を防ぐためのベストバランスは以下の通りです。
・完熟キウイ果肉:正味300g
・グラニュー糖(または上白糖):120g〜150g(果実に対して40〜50%)
・レモン果汁:大さじ1〜1.5(約15〜20ml)
糖度をしっかりと保ち、酸を加えることで、ペクチンを外部から添加しなくても自然で上品なとろみを引き出すことができます。