マッチングアプリで挑む40代女性の過酷な現実と成婚への突破口
リクルートブライダル総研が実施した「婚活実態調査」のデータを紐解くと、婚姻に至ったカップルのうちネット系婚活サービスを通じて出会った割合は過去最高水準を更新し続けている。だが、その恩恵が全年代に均等に配分されているわけではない。
急速な拡大を遂げてきた国内のオンラインデーティング市場において、女性ユーザーの需要ピークは20代後半から30代前半に集中する。30代後半から40代に差し掛かった瞬間、アルゴリズム上のマッチング成立曲線はまるで断崖のように急降下する。男性ユーザーが検索条件に設定する「〜35歳」「〜39歳」という年齢の上限設定が、40代女性のプロフィールを物理的に不可視化しているからだ。
婚活サービス産業が巨大化し、ユーザーの利便性が向上した結果、皮肉にも「条件による機械的な足切り」が徹底される構造が完成してしまった。