名古屋記念病院の外来予約激変!初診待ち時間を減らす独自ルート
愛知県名古屋市天白区に拠点を置く同院は、住宅街と商業エリアが複雑に入り混じる地域特性を抱えている。この人口集中エリアで今回メスが入ったのが、総合内科を中心とした初診ゲートキーパー機能の強化だ。どの診療科にかかるべきか判然としない不定愁訴や重複疾患を抱える患者を、まずは総合内科が網羅的にスクリーニングする体制へとシフトした。
これに伴い、各専門外来の役割分担も鋭角化している。循環器内科、消化器内科、呼吸器内科などの専門ブースは、検査データが出揃った重症例や、侵襲的治療を要する症例にリソースを特化。専門医がいきなり軽微な初期診断に追われる事態を徹底的に排除する配置が敷かれた。
受診者側にとって、この変更は「たらい回しの防止」を意味する。どの科を受診すべきか迷った際、総合内科の的確な見立てを経て最短で専門治療へ接続されるため、結果として通院回数や誤診リスクの低減に直結しているのだ。