米なき極寒の地でなぜ大名に?松前藩の蝦夷地支配と激動史の全貌
かつて北の大地を支配した松前藩の城下町は、現在の北海道松前郡松前町に位置しています。北海道の最南端、渡島半島の南西部に位置し、津軽海峡を挟んで青森県と向かい合う風光明媚な地域です。
観光の中心地である松前城(福山城)は、1854年に完成した「日本で最後に築かれた日本式城郭」として知られています。戊辰戦争や太平洋戦争後の火災を乗り越え、現存する「本丸御門」は国の重要文化財に指定されています。
また、松前公園一帯は全国屈指の桜の名所としても有名で、約250種・1万本以上の桜が早咲きから遅咲きまで約1か月にわたって咲き誇ります。城下町の風情を残す町並みや寺町、松前藩屋敷などの歴史観光施設が充実しており、北方交易で栄えた独自の文化を肌で体感できる貴重なエリアです。