謎多き公安の実態とは?刑事との違いや監視対象・スパイ対策を徹底解剖

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公安警察における花形であり、最も高度な機密が保たれる分野がスパイ対策と防諜活動(カウンターインテリジェンス)です。日本には諸外国のような「スパイ防止法」が存在しないため、現行法(不正競争防止法、出入国管理法、国家公務員法、自衛隊法など)を駆使して外国工作員の活動を封じ込める高度な捜査能力が要求されます。

防諜捜査の要となるのが公安の協力者運営です。公安用語で「作業」や「エス(Spionの頭文字)」と呼ばれる協力者は、監視対象組織の内部にいる人物や外国公館に出入りする関係者などから獲得されます。

公安捜査官は、ターゲットの人間関係、金銭状況、思想的葛藤、個人的な弱みなどを何カ月・何年もかけて徹底的にリサーチします。その上で接触を図り、徐々に信頼関係を構築して内部情報を継続的に提供してもらう関係へと仕上げていきます。この協力者の存在と獲得ルートは公安内部でも極めて限られた上層部しか知ることができず、捜査官が異動しても代々の担当者へ暗号化された形で厳重に引き継がれます。

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