梅田芸術劇場の座席見え方を検証!1階から3階席・双眼鏡の倍率
1階席の前方ブロック(1〜10列目付近)は、役者の息遣いや汗の輝きまでもがダイレクトに伝わるプレミアムな空間だ。井上芳雄をはじめとするトップスターが舞台端に立った際、その目線の動きや微細な表情の変化まで肉眼で克明に捉えることができる。特に舞台『エリザベート』のような劇的な演出が冴え渡る演目では、舞台上のエネルギーが直接 客席を飲み込む感覚を味わえるだろう。
ただし、1階席前方には独特の注意点も存在する。スロープ(傾斜)が比較的緩やかなため、前の座席に座る人の座高によっては舞台中央下部の視界が部分的に遮られることがあるのだ。15列目以降の中後方ブロックに入ると、全体の見通しは良くなるものの、役者の細かな表情を識別するにはやや距離が生じる。舞台全体を絵画のように楽しむなら最高だが、表情の微細なニュアンスまで追いかけたい場合は、後述する光学機器の補助が欠かせなくなるゾーンと言える。