緑一色から王国旗へ!リビア旧国旗の激動史とカダフィ政権の秘話
長きにわたる独裁体制に引導を渡したのは、2011年リビア内戦だった。反政府デモが全国へ拡大するなか、反体制派の暫定政権として結成されたリビア国民評議会は、カダフィ体制への拒絶と自由の象徴として、かつての「旧王国旗」を掲げた。
緑一色の旗はカダフィ圧政の象徴として街頭で焼き払われ、代わりに赤・黒・緑の旧王国旗が反乱軍の拠点に次々と翻った。カダフィ政権の崩壊後、この旧王国旗が再び正式な国家の象徴として復権を果たした。かつて倒された王国の旗が、半世紀の時を超えて民衆の手による民主化の旗印として蘇った瞬間だった。