滝の轟音と極上湯に酔う!会津東山温泉・庄助の宿瀧の湯の真髄
宿名に冠された「庄助」とは、民謡『会津磐梯山』で「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上つぶした」と陽気に歌われた会津小原庄助に由来する。彼の奔放で風流な生き様は、今や究極の贅沢の代名詞としてこの宿のホスピタリティに昇華されている。朝の澄んだ空気の中で湯に浸かり、地酒を味わう。そんな気ままな悦楽を肯定してくれる懐の深さがここにはある。
文化的な薫りも極めて高い。大正ロマンを代表する画家・詩人である竹久夢二は、この宿の逗留者として知られる。夢二が愛した湯川の風景や宿に残した書画のレプリカ、当時の面影を伝える展示の数々は、館内を歩くだけで小さな美術館を巡っているかのような知的好奇心を満たしてくれる。
過去と現在が自然に交差する空間構成。歴史の厚みがあるからこそ、空間の隅々に安らぎが宿る。