コロナ後の深刻な抜け毛はなぜ起きる?専門医が明かす回復の道筋

コロナ後の深刻な抜け毛はなぜ起きる?専門医が明かす回復の道筋の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

回復したはずの体に、なぜ時間差で異変が起きるのか。その答えの一端は公的なデータに克明に記録されている。

厚生労働省の支援を受けた研究班や国立国際医療研究センターが実施した追跡調査によると、新型コロナウイルス感染症から回復した患者の約2割から3割が何らかの抜け毛を経験していることが判明している。特筆すべきは、その発症時期だ。感染直後ではなく、解熱や療養期間の終了からおよそ2カ月から3カ月が経過した頃にピークを迎える傾向が顕著に見られる。

「熱も下がって仕事に復帰し、ようやく安心したタイミングで急に毛が抜け始めた」と語る患者は多い。この時間差こそが、新型コロナウイルス感染症後遺症(Long COVID)としての脱毛が持つ最大の特徴であり、患者の混乱と不安を増幅させる要因となっている。

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