「呪いの王子」ロキの正体とは?太陽の神ニカとシャンクスを結ぶ宿命
エルバフの冥界に鎖で繋がれた異形の王子、ロキ。実の父親である巨人の王ハラルドを殺害し、王家に伝わる「伝説の悪魔の実」を喰らったことで「呪いの王子」として恐れられるに至った。だが、その残忍な悪名には、まだ明かされていない隠された意図が漂う。
尾田栄一郎の緻密なスケッチや未公開の設定メモを辿ると、彼が単なる破滅型の悪役ではないことが浮き彫りになる。ロキが背負う「呪い」とは、王家の血統ゆえの宿命であり、エルバフという世界最強の兵力を誇る戦士の国を歪めてきた古い支配への抗いでもあった。彼の瞳を覆う眼帯と、冥界の樹木に繋がれた姿は、迫り来る「世界の終焉」を見据えたある種の封印とも読み解くことができる。