栞とは?語源「枝折る」の由来から名付けの意味・種類まで徹底解説

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学校行事の修学旅行や遠足、社員旅行などで配られる日程表や持ち物リストを「旅のしおり」と呼びます。本に挟むわけでもない冊子がなぜ「しおり」と呼ばれるのか、その理由は言葉の歴史的発展にあります。

前述の通り、「しおり」には「未知の山道を行くための案内・手引き」という本来の意味がありました。そこから転じて、江戸時代から明治時代にかけて「初心者に物事の手順や要領をわかりやすく解説した入門書・手引書」全般を「〜の栞(農業の栞、読書の栞など)」と名付ける出版文化が花開きました。

この「手引書=しおり」という用法が定着した結果、旅行の行程、宿泊先、注意事項をまとめた案内小冊子を「旅の手引き」という意味を込めて「旅のしおり」と呼ぶ習慣が確立されたのです。旅先で迷わないための案内図という点において、まさに語源である「枝折る」の精神を現代にそのまま受け継いだ使われ方といえます。

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