【2026年現地ルポ】函館の教育革新が切り拓く街の未来——市立高校が推進する「探究型学び」のリアルと挑戦
歴史的建造物が並ぶ西部地区の街並み、国際観光都市としての賑わい、そして近年の気候変動がもたらす水産業への影響。函館という都市そのものが、深遠なテーマを秘めた巨大な教材だ。2026年の教育現場では、この地域資源を活用したプロジェクト型学習(PBL)が完全に定着している。
生徒たちは街に出て課題を発見し、調査や議論を重ねる。観光客の回遊性を高めるデジタルサービスの提案や、地元食材を用いた新商品のアイデア、歴史的建造物の保全活動への協力など、その内容は多岐にわたる。理論と実践が結びつく瞬間を体験することが、生徒たちの協働力と解決力を大きく引き上げている。