巨大塔と名門野球部の終焉…知られざるPl教団の激震と教義の真実
人々の記憶から急速に薄れつつあるパーフェクト リバティー教団(PL教団)の現在とは、一体どうなっているのか。富田林の現地に足を運ぶと、広大な聖域のあちこちで手入れされた緑と、閉鎖されたままのゲートが交錯する独特の風景に出くわす。信徒会館を訪れる信徒の姿はまばらだが、残された信徒たちの祈りは極めて純化されている。ある古参の信徒は静かにこう証言した。「派手な野球や花火がなくなり、世間からは忘れられたかもしれませんが、私たちは今、一番純粋に神と向き合えている」
現在、教団は肥大化した資産の売却や再編を進め、身の丈に合った組織運営へと完全に舵を切っている。学園自体の生徒数も大幅に絞り込まれ、少人数教育による内省的な学びの場へと姿を変えた。外部へ向けた派手な自己主張を捨て去り、草創期のような精神的共同体へと回帰する——これこそが独自取材から浮かび上がった、激動の昭和を駆け抜けた教団のリアルな実像である。