ドラえもん『しずかのママ』の顔が変わる理由!声優と名前の変遷
藤子・F・不二雄が生み出した金字塔的なSFギャグ漫画『ドラえもん』。小学館の学年別学習雑誌で連載が始まった1970年代当初、登場人物たちのデザインはまだ固定化されていなかった。とりわけ容姿の変化が著しかったのが彼女だ。
初期のコミックスを開くと、現在のスマートで若々しいお母さん像とは大きく異なり、ややふくよかで和服を着こなす昭和の典型的な母親として描かれているコマが存在する。中にはパーマヘアのスタイルやメガネの有無など、場面によって別人のように見えるデザインも散見された。作家がキャラクターの最適解を模索していた過渡期の熱量が、紙面からダイレクトに伝わってくる。