静かな農村に世界が熱視線!岐阜・大野町で起きている異例の大変革
いま町で進行しているのは、一過性のブームで終わらせないための構造改革だ。大野町役場を中心に推進されている「地方創生推進プロジェクト」の現場を取材すると、極めて戦略的かつ持続可能なビジョンが見えてきた。
プロジェクトの柱は、農林業の付加価値向上と、デジタル技術を融合させた観光・インバウンド産業のアップデートだ。町内の空き家をスマートワークスペースやサテライトオフィスへ改修する事業には、すでに複数のIT企業が参画を表明している。
「派手な箱モノを作る時代は終わりました。大野町にある本物の価値を磨き上げ、外からの新しいアイデアと掛け合わせる。小さくても強靭な自立型エコシステムを構築することこそが、私たちのゴールです」と、推進チームの責任者は熱く語る。行政主導の押し付けではなく、町民一人ひとりの挑戦をバックアップする伴走型の支援体制が、確かな成果を結び始めている。