京都・伏見「Momo テラス」が魅せる脱Ec時代の逆転劇。地域密着型モールが突きつける、リアル店舗の新たな存在意義
都市計画の文脈において「15分都市(15-minute city)」という概念が注目されて久しい。生活に必要なサービスが徒歩や自転車で移動できる範囲に揃っている都市構造のことだ。
この施設はまさにその中核として機能している。近隣の住宅街からのアクセスが極めて良く、車を使わずにアクセスできる軽快さが日常的な来店頻度を押し上げる。大型連休に遠出するテーマパークではなく、週に何度も訪れる「第二の居間」。景気の変動や外的要因に左右されにくい安定した集客力は、この密着型の距離感によって支えられている。