街から消えた灯り、飲食店24時間営業激減の真相と夜の歩き方

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日本の外食産業における24時間営業の黄金期を牽引したのは、間違いなくファミリーレストランだった。昭和の終わりから平成にかけて、深夜でも明るく温かい食事を提供するファミレスは、都市部だけでなく地方のロードサイドにおいても重要なコミュニティインフラとして機能していた。

風向きを決定づけたのは、業界トップを走るすかいらーくホールディングスの大英断だ。元会長の谷真氏は、人手不足と人件費の高騰が深刻化するなかで「全店24時間営業の廃止」という重い舵を切った。深夜時間帯の売上よりも、従業員の確保コストや店舗の維持費、過重労働による離職リスクが上回る構造をいち早く見抜いた結果である。

この決断は業界全体に激震を走らせた。「ファミレスの灯りは消さない」という神話が崩れ落ち、他社も追随するように深夜営業を縮小した。かつては売上拡大の象徴だった24時間営業は、今やコストとリスクの温床へと評価が一変したのである。

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