堺雅人の早稲田大学中退秘話!親との絶縁と演劇に捧げた魂の原点
舞台演劇でどれほど喝采を浴びようと、映像の世界への扉は容易には開かなかった。20代後半まで映像作品では端役が続き、試行錯誤の苦節時代を過ごす。しかし、NHK大河ドラマ『新選組!』の山南敬助役で笑顔の奥に哀愁を宿す怪演を見せると、日本のテレビドラマ界が一気に色めき立った。
その後の快進撃は周知の通りだ。『リーガル・ハイ』の古美門研介役で見せた怒涛のマシンガントークは、小劇場仕込みの肺活量と滑舌の賜物であり、社会現象となった経済ドラマ『半沢直樹』での圧倒的な目力と重厚な台詞回しは、観客の呼吸を掴んで離さなかった舞台俳優としての本領発揮だった。退路を断ち、言葉一つに命を削ってきた大学時代の執念が、テレビ画面を通じて全国のお茶の間を震え上がらせたのである。