接待やデートで絶対に外さない!失敗しない個室居酒屋の選び方
現在、居酒屋市場の空間戦略は劇的な二極化の局面を迎えている。その象徴とも言えるのが「鳥貴族」の圧倒的な存在感だ。同社はあえて密閉された個室を作らず、活気あるオープンな客席と均一価格の透明性で圧倒的な支持を集め続けている。「周囲の目が気にならないオープン席」という割り切った価値観は、若年層や気心の知れた仲間同士の飲み会において確固たる地位を築いた。
一方で、この大衆的な賑わいと対極に位置するのが、客単価1万円を超えるプライベート重視の割烹やネオ割烹だ。こうした高付加価値店では、1日限定数組の「完全個室」を用意し、専任の焼き手やソムリエを配置することで、鳥貴族のような大衆チェーンとは完全に差別化された聖域を構築している。中途半端な価格帯で中途半端な個室を提供する店舗が淘汰されるなか、空間価値の二極化はますます加速している。