教員の過酷な現場を救うか?スクールサポートスタッフの実態と待遇
業務の内容自体も、ここ数年で急速な進化を遂げている。その最大の要因が、1人1台端末を軸とするGIGAスクール構想の進展だ。
初等中等教育の現場では今、紙のプリント印刷だけでなく、デジタル端末を活用した授業が日常化している。これに伴い、サポートスタッフに求められる役割も広がった。
タブレット端末の充電管理、学習アプリのアカウント設定補助、授業で使うデジタル資料のクラウドへの事前アップロード、破損端末の集約と教育委員会への連絡代行。IT機器の扱いに不慣れなベテラン教員を技術面から支える「ICTサポーター的」な業務を兼務するケースが増加しているのだ。
「デジタルの準備作業は予想以上に時間が取られます。そこをサポートスタッフが下支えしてくれることで、教員はデジタルを活用した授業構成案の練り上げに集中できるのです」と、教育情報化を研究する専門家は分析する。